野党「忖度し、違法に認可では」東北新社の規制違反問題

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山下龍一
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 菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」が放送法外資規制に違反していた問題で、野党側は14日、接待によって「規制がゆがめられたのではないか」などと指摘し、真相解明を訴えた。与党側もこうした点について確認が必要との立場を示した。

 各党の参院幹部がNHKの討論番組に出演した。総務省幹部の接待問題に加え、東北新社が2017年に「BS4K」放送の認定を受けた後、外資規制に違反する状態になっていたことも発覚。同社の中島信也社長が15、16両日に国会に参考人として招致される予定だ。

 自民党世耕弘成参院幹事長は「特に驚いたのが外資規制を超えているのに免許が認められた点で、国会でもしっかり審議を頂く必要がある。野党からもしっかり質問してほしい」と語った。

 立憲民主党森ゆうこ参院幹事長は「当初から違反していた。菅首相の長男が接待要員だったとの疑問もある。忖度(そんたく)し、違法な認可を出したのではないか」と述べ、徹底解明が必要との認識を示した。

 国民民主党の足立信也参院幹事長は「放送法違反の形で(規制が)ゆがめられたと思っている」と指摘した。初代総務相を務めた日本維新の会片山虎之助共同代表は「官僚の劣化。民主主義の信頼喪失だ」と語った。

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