阿炎が4場所ぶりに復帰 「変わった自分を見てほしい」

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 3場所出場停止などの処分を受けた三役経験者の阿炎(26)=本名・堀切洸助、埼玉県出身、錣山部屋=が、春場所初日に幕下の土俵で復帰した。阿炎は昨年7月場所中に、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため自粛を求められていたにもかかわらず、夜の接待を伴う飲食店で会食していたとして処分されていた。

 西幕下56枚目の阿炎は、東幕下56枚目の泉川を上手投げで下し、久々の勝ち名乗りを受けた。取組後の取材では「すごく緊張していたので、土俵が広く感じたというか。なんか不思議な感覚だった」と言い、「勝ったこともうれしいが、相撲を取れたことが一番うれしい」。

 再起を果たしたとはいえ、「程度を問わず協会に迷惑をかける行為」をした場合は引退届受理を受け入れる誓約書を、阿炎は協会に提出している。休場していた日々について「待っててくれる人や、部屋の人たちに、変わった自分を見てほしくて。そういうところを意識して生活していた」と神妙な面持ちで振り返った。