東北新社社長、敏腕CMディレクターの横顔 代表作は…

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 15日の参院予算委員会には、総務省接待問題などにからみ、東北新社の中島信也社長とNTTの澤田純社長が初めて参考人として招致された。

 中島社長はCMディレクターとして有名な人物だ。代表作にカンヌ広告祭グランプリを受賞した日清食品「hungry?」、ACC賞グランプリを受賞したサントリー燃焼系アミノ式」があり、朝日広告賞の審査委員なども務めてきた。映画監督としても1996年公開の「ウルトラマンゼアス」などを手がけたことで知られる。

 今回の接待問題で二宮清隆社長が引責辞任したことを受け、2月26日付で副社長から社長に昇格した。

 一方、従業員32万人の頂点に立つNTTの澤田純氏は、NTT再集結に道筋をつけた剛腕社長だ。

 2018年の就任後間もなく、長年の課題だった海外事業と不動産事業の再編を実行。トヨタ自動車やNECとの業務資本提携も立て続けにまとめた。澤田体制3年目の昨年、満を持して取り組んだのがNTTドコモ完全子会社化。1985年の民営化以来、グループの分割が続いてきたが、ドコモを自らの手で引き寄せた。

 変化を嫌う官僚体質と言われるNTTの中で、総務省や通信業界からは「改革派」と見られるが、社内評は「とにかくせっかち」。かつては技術系と事務系の出身者が交互に社長に就くたすき掛けが慣例だったが、4代ぶりの技術系社長となった。