「宝物」日めくりカレンダー、被災者に送った子の10年

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編集委員・伊藤智章
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 愛知県豊田市の小学校の子どもたちが、東日本大震災の津波で被災した仙台市のお年寄りと交流を続けている。担任教諭が2011年、同市にボランティアに行ったのがきっかけだ。毎月、みんなで手作りの日めくりカレンダーを送る。担任する子どもたちは変わっても10年間続けており、個人的に手紙をやり取りする卒業生もいる。

 「もうすぐ春ですね」「書き初めの表彰状の写真です」

 今年2月10日、豊田市立根川小学校4年3組の子どもたちが、手書きのメッセージや絵、写真をつけた日めくりカレンダーを作っていた。クラスは31人。今年度10歳になる学年で、震災後に生まれた子もいる。

 1人が1日ずつ分担。この1年間、ほぼ毎月、仙台市の渋谷とし子さん(77)に送ってきた。

 地多展英(のぶひで)教諭は…

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