第2回選挙であらわ、安倍氏の闘争心「彼らは恥ずかしい大人」

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【動画】敵と味方を峻別するーー。それは安倍政権の特徴の一つだった。敵と見なせばためらいなく批判を加える一方、身内への甘さがたびたび指摘された。社会に生まれた溝は深まり、いまも修復されずにいる。プレミアムA 未完の最長政権第2部「友と敵 分断する政治手法」を動画で。
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「闘う政治家」と自称した安倍首相。闘争心を激しく燃え上がらせたのは、政治家にとって最大の戦いである選挙だった。自民党職員の間で語り草になっている安倍氏の執念の姿とは。

 首相の安倍晋三は、「闘う政治家」を自ら称した。第1次政権発足前の2006年に出版した著書「美しい国へ」の中で「『闘う政治家』とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のこと」と定義づけている。

 そんな安倍が好んだのは、やはり追及型の政治家だったようだ。12年末の政権奪還直後のこと。新閣僚を呼び込んだ後、行政改革相の稲田朋美、少子化担当相の森雅子を部屋に残す。稲田は安倍に近いとはいえ当選3回の衆院議員、森は07年初当選の参院議員。いずれも閣僚適齢期とは言えず、2人とも就任の理由は定かではなかった。

プレミアムA「未完の最長政権」 第2部スタート

敵と味方を峻別する――それは安倍政権の特徴の一つだった。敵と見なせば、ためらいなく批判を加える一方、身内への甘さがたびたび指摘された。社会に生まれた溝は深まり、いまも修復されずにいる。

 「予算委員会で相手をこう追…

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