博多どんたく、縮小して開催 県外からの見物自粛求める

原篤司
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 5月の大型連休中の恒例行事「博多どんたく港まつり」が、新型コロナウイルスの影響で、今年は主要行事のパレードをやめ、他の行事も縮小する形で開催されることが決まった。主催する福岡市民の祭り振興会が15日に発表した。パレードの中止は2年連続。

 2019年のまつりで市内34カ所に設置された「演舞台」は、今のところ4カ所のみの予定。ただ、舞台の主催団体の判断で数が増える可能性があるという。どんたくの源流で国指定重要無形民俗文化財の伝統行事「博多松(まつ)囃子(ばやし)」は、ほぼ例年通り実施される。

 感染拡大防止のため、県外からの参加や見物の自粛を呼びかけ、演舞台の様子をネット配信する計画があるという。今回はまつりの第60回の節目の年にあたる。振興会の藤永憲一会長は記者会見で「なんとか開催するが、『密』そのものと考えられるパレードは断念せざるを得なかった」と話した。(原篤司)