東北新社、幹部3人が「違法の可能性認識」接待にも参加

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 総務省接待問題で15日の参院予算委員会参考人招致された東北新社の中島信也社長は、放送法外資規制違反に関し、同省に相談した2017年8月時点で同社幹部3人が違法の可能性を認識していたことを明らかにした。この3人が同省幹部らへの接待に参加しており、質問した共産の山添拓氏は「違反を認識していた人たちがこれだけの接待に及んでいたのは重大だ」と指摘した。

 中島氏によると、東北新社側は17年8月に外資規制違反に気づいた後、総務省側に相談。この時点で同社幹部ら3人が違法の可能性を認識していたという。一方で、同社に勤める菅義偉首相の長男も違法の可能性を認識していたかどうかについては、「報告を受けていない」とした。

 総務省の調査報告書によると、3人は総務官僚への接待に出席していた。山添氏は「接待の目的、会話、内容などは接待をした本人に聞かなければわからない」として、参考人として招致するよう求めた。

 山添氏はまた、首相の長男が東北新社に採用された理由も尋ねた。中島氏は「(長男)本人と面識があった弊社の創業者との間で話をする中で当社に来る話が出て、正規の手続きを経て入社した。なぜ(入社したか)ということは報告が入っていない」と答えた。