「違法状態で認可。これはまずい」経緯証言した東北新社

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豊岡亮、藤田知也
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 総務省幹部らを繰り返し接待していたNTTと放送関連会社「東北新社」の両社社長が15日、参院予算委員会に参考人として出席し、初めて公の場で説明に立った。東北新社の中島信也社長は、4年前に同社が違法性に気づいて総務省に報告した経緯を具体的に証言。NTTの澤田純社長による新たな幹部接待も判明し、通信・放送行政への疑念は消えそうにない。

 「違反状態で(BS4Kの)認可をちょうだいしている。これはまずい……」

 15日の参院予算委員会。参考人として出席した東北新社の中島信也社長は、放送法にある、外国の株主の議決権が2割以上ある事業者は放送できないという「外資規制」の違反に気づいたのは「2017年8月4日」と説明。その後の総務省側とのやりとりについて、具体的な日時や名前を次々と明らかにした。

 「(同年)8月9日ごろ、総務省の担当部署に面談し、報告した。当社の木田由紀夫(前・東北新社執行役員)が、総務省の鈴木課長(当時の情報流通行政局総務課長)に相談した」

 この課長は、同社から7万円超の接待を受けていた山田真貴子・前内閣広報官の部下にあたる。

 これに対し、総務省の吉田博史・情報流通行政局長は「当時の担当者は、報告を受けた覚えはないということだった」と否定。両者の主張が真っ向から対立する展開となった。

 「17年8月」の前後に何が起きていたのか。

 同社は違法状態に気付く1週…

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