授業は1対1の自主夜間中学 金沢でボランティアが運営

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三井新
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 北陸3県で初めてとなる「自主夜間中学」が金沢市内に開校し、授業が始まった。初回の13日は生徒13人が集まり、スタッフと1対1で約3時間学んだ。

 「石川自主夜間中学」は同市保古1丁目のフリースクール「パトリ」の教室と教材を借りて、月1回、授業を開く。教員や大学生、高校生らがボランティアでスタッフを務め、生徒の希望に応じて教える仕組みだ。

 金沢市の主婦八木真紀子さん(45)はスタッフと英単語に取り組んでいた。看護学校を卒業し、看護師として働いた。ただ中学時代、体調を崩して満足に勉強できなかった時期があったという。現在は保育士の資格を取りたいと考えていて、「子どもたちと英語を使ったゲームをしたい」と英語を希望した。授業の後は、「リラックスして勉強ができた。ありがたい。来月も絶対来ます」と話していた。

 代表を務める南手英克さん(51)は「熱のある授業ができた。一人でも多くの人が新たに学び、よりよい人生を送ってもらえるように応援していきたい」。開校日を増やすことや、オンラインでの学習サポートなども検討するという。

 寄付金で運営しており、授業料は無料だ。毎月第2土曜日の午後6~9時に授業があり、次回は4月10日。生徒やスタッフを募集している。問い合わせは、「石川に夜間中学をつくる会」事務局(076・291・3060)。

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