センバツを飾る応援定番20曲 甲子園の地元高校が録音

浅沼愛
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 阪神甲子園球場兵庫県西宮市)で19日に開幕する第93回選抜高校野球大会で、新型コロナウイルス感染症対策でブラスバンド演奏の応援が禁止されたことを受け、尼崎市立尼崎高校吹奏楽部が15日、試合中に球場のスピーカーから流す応援曲の事前録音をした。

 アルプススタンドでの演奏の代わりに、録音した応援曲を球場のスピーカーから流してもらう。甲子園は例年とは違った応援風景になる。

 市立尼崎高は、指導者が沖縄出身だった縁で毎年、沖縄代表の試合で友情応援を続けてきた。「地元校で応援経験も豊富」という理由で日本高校野球連盟が協力を依頼し、実現した。

 出場32校のうち、自校で事前録音が可能な学校は準備するが、時間的に事前録音が難しいなどの理由で11校が市立尼崎高の音源を使用する予定だ。この日は市立尼崎高の吹奏楽部員約120人が、60曲の応援曲レパートリーの中から「狙いうち」や「必殺仕事人」のテーマなど定番の20曲を録音した。音源使用上限の10曲ずつ二つのCDに分けられ、出場校がどちらのCDを使うか選ぶ。

 部長で打楽器担当の和田心花さん(2年)は「負けそうな時もゴールが見えているときも、この曲を聞いて応援してくれている人がいると感じ取ってくれたらうれしい。悔いの無いプレーをして欲しいです」と話した。(浅沼愛)