ミャンマー抗議デモ、死者138人 国連「がくぜん」

ニューヨーク=藤原学思
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 緊迫するミャンマー情勢について、国連のデュジャリック報道官は15日、国軍に対して抗議を続けるデモ隊の死者が、これまでに少なくとも138人に上ることを会見で明らかにした。グテーレス事務総長は国軍側を強く非難している。

 ミャンマーでは2月1日に国軍による軍事クーデターが発生。その後、国軍に反発する抗議デモが始まった。国連によると、13日に18人、14日に38人の死亡が確認され、計138人の死者には女性や子どもも含まれているという。

 グテーレス氏は「国軍による暴力の拡大にがくぜんとしている」と声明を発表。デモ隊の殺害や恣意(しい)的な拘束、拷問を非難した。また、国際社会に対して多国間、二国間でこの問題に取り組むことを求めるとともに、国軍にはバーグナー国連特使の訪問を許可するよう要請した。(ニューヨーク=藤原学思