人呼んで「デイリーオキナワ」 本社渋々OKの独自店

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新垣卓也
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 沖縄出身者やその親族らが多く住む大阪市大正区に、沖縄の食品を取りそろえたコンビニがある。人呼んで「デイリーオキナワ」。沖縄にルーツを持つ女性が夫と店を始めて四半世紀。地域の人々に愛されてきた。コロナ禍の今、観光産業が打撃を受けた沖縄への応援も続けている。

 区内を南北に貫く大正通沿いにその店はある。正式な名前は「デイリーヤマザキ大正店」。沖縄物産と書かれた旗がはためく入り口のドアを開けると、沖縄民謡が聞こえてくる。

 スパム(ランチョンミート)や泡盛、パック入りのソーキ汁(柔らかく煮込んだ豚肉の豚汁)。店内の中央には、県産品で埋め尽くされた「沖縄商品」の棚がある。

 総菜コーナーにも、沖縄そばの生麺やジーマーミ豆腐が並ぶ。近くの石山マリ子さん(77)は約20年間、週に2、3回は沖縄そばの材料を買うために通っているという。「簡単に作れてとってもおいしいの。近くのコンビニで生麺が買えるのはすごく助かります」

 店長の宇都宮初恵さん(73…

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