「めざまし8」谷原章介「視聴者の憂さ晴らしはしない」

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 「違うガス抜きの仕方もあると思うんですよ。もっと楽しいこととか」。不倫警察に自粛警察。谷原章介(48)はコロナ禍の前から日本にじわりと広がる相互監視の鬱屈(うっくつ)した空気を感じ取ってきた。「いろんな『私的』警察が出ているじゃないですか。そういう空気感を変えたい。見張ってたら、いつか自分が見張られちゃうんですもん。そんなの嫌ですよ」。率直に、でも繊細に言葉を選んで話す姿に、新しい情報番組の風景が目に浮かんだ。

 29日からスタートする平日朝の情報番組「めざまし8(エイト)」(フジ系、月~金曜朝8時)のメーンキャスターを務める。俳優業と並行しながら、いまや司会としての姿も定着しつつある。30代に入ると土曜日の情報番組「王様のブランチ」(TBS系)のMCとして、10年間にわたり「週末の顔」を務めた。現在も「うたコン」「きょうの料理」(いずれもNHK)、「アタック25」(朝日系)など幅広いジャンルの番組で司会をこなすが、平日の帯番組は「司会者としての大きな目標」だったという。

 「(帯番組の司会は)朝でも昼でも夕方でも、番組を見ている方々の生活の一部になるということだと思うんですよね。『王様のブランチ』みたいな週末の番組は、ハレとケでいうと、『ハレ』の日のための番組。かたや平日の帯番組というのは、より『ケ』の日といいますか、日常の生活のための番組。僕がやらせていただけるかどうかわからないんですけど、漠然とオファーが来たらうれしいなと思っていました」

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