東北新社と総務省、また食い違う主張 外資規制違反報告

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 総務省幹部への接待問題で、菅義偉首相の長男の勤める放送関連会社「東北新社」の中島信也社長と、NTTの澤田純社長が16日の衆院予算委員会での参考人質疑に出席した。

 東北新社が2017年8月に放送法外資規制に違反していたことを総務省側に報告したとする一方、総務省側は「報告を受けた覚えはない」としている問題について、両者の主張はこの日も食い違っている。

 同社の中島信也社長は昨日の参院予算委員会後に社内の担当者に確認した話として、「こちらから『外資規制違反の疑いがある』ということを伝えた後、『子会社へ承継させることも含めて、もう一度考えさせてください』ということで引き取ってきた。総務省の担当はそれについて何も反応はせず、それ(報告)を受け取っていただいた」と述べた。

 一方、総務省の吉田博史・情報流通行政局長は「当時の総務課長に確認している。外資規制に抵触する可能性がある旨の報告を、東北新社から受けたことに関する記憶はないと改めて確認している」と主張した。