北朝鮮の金与正氏、米韓を非難 軍事演習は「侵略的」

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ソウル=鈴木拓也
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 北朝鮮金正恩(キムジョンウン)総書記の実妹、金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長が15日、8日から行われている米韓合同軍事演習を「侵略的な戦争演習」と非難し、韓国との対話を拒絶する内容の談話を出した。労働新聞が16日付で報じた。

 談話では米国のバイデン政権にも触れたが、批判のトーンを抑えた。米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が17日に訪韓するのを前に、揺さぶりをかけたとの見方が韓国の専門家の間で出ている。

 与正氏は談話で韓国を名指しし「8日から侵略的な戦争演習を強行する道に入った。重い挑戦状だ」と批判。韓国側が今回の演習の規模を例年より縮小したと説明したことについては「言葉遊びであり、実に幼稚。鉄面皮で愚かだ」と皮肉り、「同族を狙った侵略戦争の演習という本質は変わらない」と強調した。

 バイデン政権については「我々の土地に火薬のにおいを漂わせようと病んでいる」と言及したものの、「これから4年間、熟睡したいなら、最初からみっともなく寝そびれる仕事は作らない方がいい」と短く警告するにとどめた。

 談話は「3年前の春の日に戻…

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