尖閣諸島に新字名の標柱設置方針 石垣市が上陸申請へ 

岡田将平
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 沖縄県石垣市尖閣諸島について、市は、昨年10月の尖閣諸島の字名変更に伴い、島内にある字名を記した目印(標柱)を半世紀ぶりに新設する方針を決めた。2021年度にも、国に上陸許可を申請するという。過去には2009~11年に戦時遭難者の慰霊祭などを理由に3回申請したが、認められなかったという。

 石垣市の方針について、加藤勝信官房長官は15日の記者会見で「原則として政府関係者を除き、何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針をとっている。この方針に基づき、適切に判断する」と述べた。

 尖閣諸島の字名を巡っては昨年6月の市議会で、「登野城(とのしろ)」から「登野城尖閣」にする議案が可決され、10月に変更された。尖閣諸島の五つの島には米軍統治下の1969年に建てられた5本の標柱があり、今月15日の市議会で、これらの標柱を新たに製作する予算が可決された。

 一方、市議会は15日、標柱設置のため、尖閣諸島の上空からの視察を求める首相ら宛ての意見書を賛成多数で可決した。(岡田将平)