また打った!トラの新人・佐藤輝が5号 対戦全球団から

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藤田絢子
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 (16日、オープン戦 阪神9―6ヤクルト)

 またも阪神タイガースの新人・佐藤輝明(近大)が、打った。

 四回2死一塁、3ボールから果敢に振った。直球を仕留めると、「打った瞬間、入ったかなと思いました」。十分な手応えを残し、打球は右翼席上段に吸い込まれた。

 この日は開幕戦と同じ顔合わせで、いわば前哨戦。「松井(秀喜)やイチロー級に対策を徹底していかないといけない相手」とヤクルトの高津臣吾監督も最大限の警戒を敷いてきた。

 1打席目から内角を厳しく突かれ、中飛、空振り三振。だが、3打席目。佐藤輝は少し高めに来たその球を見逃さなかった。

 「シーズンに入ってからも内を攻められると思う。そこを打てたのは良かった」と自信を深めた。「俺が捕手でも内角を攻める。そこで相手にとって嫌なものを見せられた。大したものだと思う」と矢野燿大監督も手放しで称賛した。

 この特大弾で、2000年代では初となるオープン戦での新人5本塁打に到達。ソフトバンク、広島、西武、巨人、そしてヤクルト。対戦した全球団からアーチを描く適応能力の高さで、新人離れした印象を更新し続けている。

 周囲の反応は過熱する一方だが、本人は冷静だ。「言ってもまだオープン戦。しっかりシーズンで打てるように頑張りたい」

 六回にも右前安打し、打率は3割7分5厘に上昇した。神宮球場そばの桜は開花したばかりだが、22歳の大器は一足先に満開を迎えている。(藤田絢子)

■シーズンでは何本打つ?…

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