総務省幹部「記憶ない」13回 東北新社が名指ししても

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 総務省幹部の接待問題をめぐり、東北新社とNTTの両社長が出席した衆参両院での参考人質疑が終わった。放送法外資規制違反に関しては、東北新社が違法性を報告したと主張する総務省の担当者が初めて答弁に立ったが、「記憶にない」を連発し、両者の食い違いがさらに際だった。NTTの甘い倫理意識も浮き彫りになった。

 15日の参院予算委員会で、東北新社の中島信也社長から、同社の外資規制違反を報告をしたとして名指しされたのが、鈴木信也・電波部長だった。

 中島社長は16日の衆院予算委でも「(2017年)8月9日ごろ、木田由紀夫(前・東北新社執行役員)が総務省の鈴木総務課長に面談したことは事実である」と繰り返した。新たに「木田氏はまず、井幡晃三衛星・地域放送課長(現・放送政策課長)に連絡を取ろうとしたが休暇中だったため、鈴木氏に伝えた」と当時の事情をより詳細に語った。総務省の調査では、井幡氏は19年2月以降に5回、同社の接待を受けていたことが判明している。

 鈴木氏は当時、情報流通行政局の総務課長で、直属の上司にあたる局長は、同社から7万円超の高額接待を受けていた山田真貴子・前内閣広報官だった。

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