寝姿が人気 アミメキリンのサンタロウ、岡山で元気です

笠原雅俊
【動画】寝姿が人気だったキリンのサンタロウ。高知県立のいち動物公園から池田動物園(岡山市)へ=笠原雅俊撮影、のいち動物公園提供
[PR]

 長い首をぐるんと巻いて大胆に眠る姿が人気だったアミメキリンのサンタロウ(雄、1歳9カ月)が15日、岡山へ旅立った。高知県立のいち動物公園香南市)から、繁殖のため池田動物園岡山市)に無償貸与された。

 サンタロウは2019年6月、父リンタロウ(13歳)と母ジャネット(24歳)の間に生まれた。リンタロウの3番目の子供なので「サンタロウ」と名付けられた。

 当時、約190センチの体をロープのように丸めて、小さな頭を自分の体に載せて熟睡していた。そのユニークな寝姿が朝日新聞などで紹介されると人気者になった。野生の大人のキリンは立ったまま眠るが、動物園で生まれたサンタロウは、安心して自分の体を枕代わりにして眠った。

 サンタロウは、体長は約3・3メートルとすっかり成長した。大きな瞳と人懐っこい性格で人気だ。

 飼育担当の小西克弥さん(51)は「旅立ちの日が近づいていることを感じたのか、最近は体をすり寄せて甘えてきます。赤ちゃんのころ大胆に寝ていたようにおおらかな性格を発揮して、岡山でも人気者になってほしいです」と別れを惜しんだ。

 高知の子どもたちが書いた「岡山でも元気でね」「また会いにいくからね」「ありがとう」のメッセージとともに、サンタロウは木箱に入り、トラックで運ばれた。サンタロウは同日午後3時ごろ、岡山に無事到着。16日朝は元気に葉を食べたという。池田動物園の担当者は「サンタロウは元気です。4月中旬ごろにお披露目する予定です。岡山の子どもたちや市民の人気者になって元気を届けて欲しいです」と期待している。(笠原雅俊)