筋肉注射の新型コロナワクチン 皮下注射との違いは?

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竹野内崇宏

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 4月から高齢者向けに始まる新型コロナウイルスのワクチン接種は「筋肉注射」になりそうだ。これまで予防接種といえば、インフルエンザでもおなじみの「皮下注射」が主流だった。どう違うのだろう。

 皮膚の下には皮下組織があり、さらに奥に筋肉がある。筋肉の層に薬剤を注入するのが筋肉注射(筋肉内接種)。針を垂直に刺し、奥まで届かせるのがポイントだ。一方、皮下注射は脂肪などを含む皮下組織に注入する。皮膚をつまみあげ、傾けて針を刺す。

 2種類あるのは、免疫の付き方や腫れなどの反応が違うためだ。感染症コンサルタントの岸田直樹・北海道科学大客員教授によると、皮下組織に比べて筋肉は血流が多く、免疫反応につながるリンパ組織に薬剤が届きやすい。一方で筋肉内には神経組織もあり、一定のリスクを伴う。

 このため欧米では、はしか(…

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