「裁判長が差別だと言ってくれ…」原告ら涙 同性婚判決

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前田健汰、川村さくら
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 愛する人と家族として共に人生を歩む権利を認めてほしい――。切なる願いを訴え続けてきた同性カップルの原告たちは、全国初の司法判断となる17日の札幌地裁判決を待ちわびてきた。判決が、同性カップルが婚姻の法的効果を受けられないのは法の下の平等を定めた憲法14条違反と認めたことに、「結婚の平等へ大きな一歩」と喜び合った。

 北海道帯広市の公立学校教諭の国見亮佑さんと会社員のたかしさん(いずれも40代、仮名)は交際を始めて18年。たかしさんが得意な料理を担当し、ほかの家事は分担しながら一緒に生活してきた。

 判決を受け、国見さんは「裁判長が差別だとはっきりいってくれ、涙が止まらなかった」、たかしさんは「胸にくる一生忘れられない光景」と話した。

 法廷で自分たちの暮らしぶりを証言し、たかしさんの両親らと2018年に旅行したときに撮った家族写真を証拠として提出した。昨年8月の尋問で、国見さんは訴えた。「彼は一緒に暮らしていきたい家族。私たちを結婚させてください。それだけです」

 2人の願いは、若い性的マイノリティーが希望を持てる社会だ。国見さんは「将来が見通せないから、関係が長続きしない同性カップルは多い。私もその一人でした」と話す。

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