ヒルズで買い物 いずれは「顔パス」でらくらく?
六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズをより快適に利用できるデジタルプラットフォーム「ヒルズネットワーク」を開発したと、森ビルが16日発表した。ヒルズのブランド力アップをめざし、4月5日から順次、使えるようする。
スマートフォンの「ヒルズアプリ」から「ヒルズID」を登録すれば、イベント情報が届き、ヒルズでの購入金額に応じたポイントもたまる。今夏以降は、イベントの申し込みや決済、レストランの検索や予約もできるようにする。
森ビルは、これまで別々だった各施設と利用者のデータを一元化し、そのデータ基盤に最先端の技術を加えて、快適な都市生活の実現をめざす。
具体的には、顔認証を使った「顔パス」で商品を買ってもらい品物を自宅に届ける、といった仕組みも検討していく。
機能を磨き、23年に完成する虎ノ門・麻布台プロジェクトへの本格導入を予定する。(南日慶子)