原宿暴走、被告に懲役18年 責任能力認める 東京地裁

根津弥
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 東京・原宿の竹下通りで2019年元日、車を暴走させ当時19~51歳の男性8人に重軽傷を負わせたなどとして、殺人未遂や殺人予備などの罪に問われた日下部和博被告(23)に対する裁判員裁判の判決公判が17日、東京地裁であった。永渕健一裁判長は「犯行準備を長期間緻密(ちみつ)に行うなど計画的だ」とし、心神喪失状態で無罪だとする弁護側の主張を退けて完全責任能力を認め、懲役18年(求刑・懲役20年)を言い渡した。

 判決は、「無差別大量殺人を意図し人が死ぬ危険性の高い運転をした。生命軽視は甚だしい」と指摘。善悪を判断する能力などは「大きく減っていない」とした。(根津弥)