みずほFG坂井社長、全銀協会長就任見送り ATM障害

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箱谷真司
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 みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長が17日に会見を開き、4月に予定したみずほ銀行の頭取交代と自らの全国銀行協会会長就任を当面見送ると表明した。システム障害を受け、現経営体制を続けて事後対応にあたる。外部専門家らでつくる第三者委員会を設け、原因究明や再発防止策作りを進める。

 2月末のATM(現金自動出入機)障害後、坂井氏の公の場での説明は初めて。2週間で4件のトラブルについて「信用、信頼を損なう事態を深く受け止め、改めておわび申しあげたい」と謝罪。共通要因について「新しいシステムへの過信や気の緩みはなかったのかも見ていく」と述べた。

 みずほ銀行は藤原弘治頭取が4月に会長となり、後任に加藤勝彦(まさひこ)・常務執行役員が就く人事を2月に発表していた。これを撤回し、藤原氏が続投、加藤氏は4月から副頭取になる。坂井氏は「(再発防止策などが固まれば加藤氏が)頭取に就任する方向ではないかと考えている」と述べた。4月に予定した大幅な営業店の体制変更は延期する。4月からの坂井氏の全銀協会長就任も当面見送る方向で協会側と調整するという。

 第三者委は検事出身の岩村修…

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