「最先端についていく」 将棋・渡辺三冠の危機感と目標

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村上耕司
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 将棋の渡辺明棋王(36)=名人・王将と合わせ三冠=が、第46期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)を通算3勝1敗で制し、タイトルを防衛した。棋王9連覇を達成し、タイトル通算獲得数は歴代単独4位の28期になった。糸谷(いとだに)哲郎八段(32)に勝った17日の対局後、報道陣に、今年度の戦いや今後の目標について語った。

 ――9連覇についての感想を。

 「連覇記録は当然、続けることが大変。ここに来るまでカド番になったことも何回かあったので、そういうのをしのいで、ここまで来られたかなと思います。だいぶ長い間、このタイトルを持たせてもらっているかなという感じはします」

 ――今年度を振り返って。

 「今年度のスタートは、(コロナ禍の影響で)4月がイレギュラーな形で始まったので、いろんなことがあって長かった年度だった。年明けからのタイトル戦の連戦の結果次第で、今年度がよかったか悪かったかが決まるので、二つ守れたのでよくできた年度だったなと思う」

 ――王将戦から中2日での対局だった。

 「間隔が短いのは、20代のころに比べればきつくなっている気がしますが、始まってしまえば、考えているうちに疲労を感じないでやれることも多いですけどね」

 ――本日の対局中はしんどさは感じたか。

 「きのうはコンディション的にはよくなかったが、1日休んで、きょうはコンディションは戻っている感じだった」

 ――37回のタイトル戦登場で28期獲得と高い獲得率。番勝負に臨む上での心得は?

 「上3人の方(タイトル獲得…

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