戦争末期の地下壕、46億年巡る旅 「地球回廊」閉館へ

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戸村登
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 太平洋戦争末期に飛行機製造工場としてつくられた地下壕(ごう)を利用した岐阜県瑞浪市の文化施設「地球回廊」(同市明世町戸狩)が3月末に閉館する。地下壕という特異な環境が施設や設備の老朽化を早め、28年目で幕を閉じる。閉館前の20~31日は無料で入場できる。

 施設の入り口からほどなくして、7色の光のトンネルが現れて「タイムトラベル」を演出する。LEDではなく、蛍光塗料を付けた金属製のアーチに光を当てている。その後は曲がりくねった地下壕を歩いて巡り、46億年の地球の歴史を眺められる。

 機械仕掛けの恐竜・トリケラトプスが動き出すコーナーは、目玉展示の一つ。通路には樹木の根や、恐竜の骨格を模したオブジェをあしらう。訪れた子どもが「アンモナイトだ」と見間違えた装置は、よく見ると扇風機だった。

 施設は1993(平成5)年…

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