プーチン氏の何に怒っているのか 2児の母が語った幻滅

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エカテリンブルク=石橋亮介
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 ロシア史上最大級の反政権デモが1月に全土で続いた。反政権活動家のアレクセイ・ナバリヌイ氏の呼びかけに応じたものだ。政権はデモを厳しく弾圧。拘束者は1万人以上に上り、デモは一時停止に追い込まれた。デモの特徴は、全国100都市以上に及ぶ地理的な広がりと、ナバリヌイ氏の支持者にとどまらない幅広い層の市民の参加だった。多くの人たちが拘束されながらも、デモに参加し続けた。人々は何に怒り、何を求めているのか。そんな1人に会いに、ロシア中西部のエカテリンブルクを訪ねた。

取材相手、会う直前に連行

「明日にでも来て」

 エカテリンブルクに住むエカテリーナ・スルシャコワさん(45)は、私がモスクワから取材依頼の電話をすると、いきなりこう言った。1月のデモで「違法デモに参加した」として一時拘束されたため、近いうちに有罪判決を受けて収監されるかもしれないというのだ。翌日の午前中に会う約束をし、深夜の便に飛び乗った。

 ところが翌日、約束の時間の…

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