ドコモ口座不正、手口踏まえた対策を 警察庁が情報提供

有料会員記事

田内康介
[PR]

 ドコモ口座など電子決済サービスを使って預金が不正に引き出される事件が相次いだことを受け、警察庁は、その犯行手口を金融庁や関係団体に伝えて対策の強化を要請した。警察庁が18日明らかにした。同庁は「手口を踏まえた対策を講じることで、同様の被害が起きないようにすることが目的だ」としている。

 ドコモ口座などは、決済サービスのアカウントを作成し、銀行口座と連携させて利用する。警察庁によると、本人確認のために1回限りのパスワードをやり取りすることなどもなく、キャッシュカードの暗証番号などが分かれば連携が可能だった金融機関に被害が集中。暗証番号を使い回して被害にあったとみられるケースもあった。

 犯行グループは、決済サービスのアカウント作成から口座の連携を短期間で大量に行いつつ、短時間で連続決済していたという。

 昨夏ごろから相次いだドコモ口座を利用した不正引き出し事件では、犯行グループがドコモのアカウントを作成する際に、他人のメールアカウントを無断で使っていたことが判明。約600のアカウントが利用されたという。警視庁では3月、プロバイダーに情報提供し、正規利用者へ連絡などをするよう働きかけた。

 この事件をめぐっては、これ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。