「あの米麺をもう一度」 再会したミャンマー伝統の味

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高原敦
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 名古屋市内でも珍しいミャンマー料理の店「マンダレー」。閑静な住宅街にあり、店名はかつて王朝があった同国の古都から命名された。母国から輸入したチーク材でできた内装は美しく、女性客らでにぎわう。調味料などは現地から取り寄せており、本場の味で楽しませる。

 10年以上前、ミャンマーの地方都市を訪ねた。当時は国軍の影響力が強かったが、地方ではのどかな空気が流れていた。昼下がりの木陰で、民族衣装の巻きスカート「ロンジー」を身につけて談笑する人たち。話しかけるとみな親切にあれこれ教えてくれた。

 酷暑の中、屋台で食べた米麺のヌードル。スルスルと食が進んだ。お隣のタイとは違ってそれほど辛くなく、魚介系の調味料が溶け込んだ落ち着いた味。どことなく日本の塩ラーメンに近い気がした。「あの米麺をもう一度」と3月中旬、マンダレーの扉を開いた。

■辛さ控えめ…

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