キャッシュレス事業者に追い風 銀行間手数料引き下げへ

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笠井哲也
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 銀行間の送金にかかる手数料が10月から今の半分ほどに引き下げられる。全国の銀行を結ぶ決済システムを運営する全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)が18日に決め、発表した。利用者が銀行へ払う振込手数料が50~100円ほど安くなる可能性がある。

 銀行間手数料と呼ばれ、利用者が負担する振込手数料に含まれている。送金額3万円未満で117円、3万円以上で162円。銀行間決済に使う全銀システムの利用時に、送金元の銀行が送金先銀行へ払っている。

 全銀ネットはこの手数料を10月以降廃止する。送金元の銀行が送金先銀行へ1件あたり一律62円を払う「内国為替制度運営費」を新設。各銀行への聞き取りなどから、入金処理などの経費分50円、送金などの為替事業継続に必要な利益分12円の計62円と算出した。

 各銀行は手数料水準を今後見直す。たとえば大手銀行では、インターネットバンキングなどで他行へ振り込む際、3万円未満の送金で220円、3万円以上で440円の振込手数料がかかるが、一定程度下げる。

 見直しは、○○ペイなどキャッシュレス事業者には追い風だ。売上金をお店へ入金するごとに振込手数料を払っており、手数料水準が高すぎるとの不満が強かった。

 銀行間手数料をめぐっては…

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