JASRAC側「失望した」 高裁判決を批判、上告検討

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丸山ひかり、赤田康和
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 音楽教室のレッスン時、生徒の演奏には著作権が及ばない――。ヤマハなどの音楽教室と日本音楽著作権協会JASRAC)が争った訴訟の控訴審で、知財高裁が18日、JASRAC側一部敗訴の判決を言い渡した。

 一審・東京地裁JASRAC側の主張を全面的に認め、講師や生徒の演奏に著作権が及ぶと判断したが、この判決を一部を変更する内容だ。

 JASRACは判決を受け、18日夕に東京都内で記者会見した。宮内隆・常務理事は最高裁への上告を検討する方針を明らかにした。代理人の田中豊弁護士は判決を強く批判。「英語で言えば、ディサポインティッド(失望した)」と述べた。

 会見で田中氏は「法律家としては常にワーストシナリオも頭に置いている」と強調し、笑顔も時折見せた。だが、その声はいくぶん力がないように聞こえた。

 宮内常務理事は「結果を承服することはできない。判決文を精査の上、上告を含め、しかるべき対応を検討する」と硬い表情で述べた。

 判決では、▽録音物の再生▽…

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