新サル舎20日オープン 大森山動物園

増田洋一
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 秋田市大森山動物園(同市浜田)の新サル舎が完成し、20日の通常開園と同時にオープンする。従来いたサルたちに加え、同園では初となるフクロテナガザルのつがいが飼育・展示される。近くにある秋田公立美術大学とのアートプロジェクトで制作された作品も設置された。

 新サル舎で飼育・展示されるサルはアビシニアコロブス、エリマキキツネザル、ブラッザグエノン、ワオキツネザルと合わせて5種類、計45頭。新たに仲間入りしたフクロテナガザルは、愛知県日本モンキーセンターから来たオスのパパイヤ(10歳)と、長崎県の九十九島動植物園から来たメスのワタル(9歳)。

 新サル舎の総事業費は約3億9千万円。広さは476平方メートル。屋外展示場からはサルの動きを立体的に観察することができる。雨や雪の日にも観察できる屋内展示場や休憩スペースを備えている。新サル舎の屋外展示場の高さは6~8メートルと旧サル舎の2倍以上になり、サルたちが躍動的に動き回る姿を見ることができる。

 休憩スペースには、公立美大1年の坂井李圭さんが制作した「秘密のトンネル」が置いてある。近くにある新屋ガラス工房と同園を行き来できるトンネルがあると仮想。トンネルを通って土管から顔を出す子どもや動物、同園のイメージキャラクター「オモリン」をかたどった作品を両施設に置いた。壁面アート「サルの集う森」や、サルをモチーフにしたいすも設けられた。(増田洋一)