サイバー犯罪、相談数が大幅増 在宅でネット時間伸び?

竹田和博
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 昨年、富山県警が受けたサイバー犯罪に絡む相談は1642件と、前年(1308件)から大幅に増えた。県警が発表した。昨年4月から増え始め、県警は新型コロナウイルス禍で、自宅でインターネットに触れる時間が増えたことが影響した可能性があるとみている。

 サイバー犯罪対策課によると、相談件数は記録のある2003年以降、17年に最多(1675件)となった後、減少が続いていた。

 内容別では、詐欺・悪徳商法を疑わせるメールやショートメッセージなどに関する相談が868件と最多。出会い系サイトへの誘導など迷惑メールに関するものが153件と続いた。

 こうした状況を受け、県警は県内のバス会社や富山地鉄と連携し、車内に「なりすましメール」への注意を促すポスターを掲示。届いたメールのURLや添付ファイルをすぐに開かない、リンク先でIDやパスワード、個人情報を入力しないよう呼びかけている。

 また、サイバー犯罪の検挙件数も127件と前年(66件)から大幅に増え、記録のある1996年以降で最多。他人のID、パスワードを使った不正アクセス禁止法違反や、電子マネーへの不正入金などの電子計算機使用詐欺容疑の検挙が増えたという。(竹田和博)