選抜高校野球、2年ぶりに開幕 開会式参加は6校だけ

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 第93回選抜高校野球大会日本高校野球連盟毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が19日、兵庫県西宮市阪神甲子園球場で開幕した。昨春に予定されていた第92回大会が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、出場校が決まった後に中止されたため、2年ぶりの開催となる。32校が頂点を目指して、13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日2日を含む)の熱闘を繰り広げる。

 開会式は感染拡大防止のため、簡素化された。第1日に登場する神戸国際大付(兵庫)、北海(北海道)、明徳義塾(高知)、仙台育英(宮城)、健大高崎(群馬)、下関国際(山口)の6校が参加。右翼ポール際から1周する入場行進ではなく、外野から内野に向かって行進した。ほかの出場校は北から順に、行進する様子の映像が球場の大型ビジョンで紹介された。

 仙台育英の島貫丞(じょう)主将は、選手宣誓でコロナ禍の1年に思いをはせ、「多くのことを学びました。当たり前だと思う日常は誰かの努力や協力で成り立っているということです」。東日本大震災から10年となる地元の復興にもふれた。そして、「2年分の甲子園。一投一打に多くの思いを込めてプレーすることを誓います」と締めた。

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 日本高野連八田英二会長の励ましの言葉 昨年は大会中止という痛恨の出来事がありました。グラウンドに整列したみなさんの元気な姿を見ると、感慨もひとしおで万感、胸にせまるものがあります。いま、世の中には新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)しています。これからも次々と災いが降りかかってくるかもしれません。しかし、どんなときでも希望を胸に、目的に向かって力強く、挑戦を続けてください。挑戦こそがみなさんの未来を開く原動力です。

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 丸山昌宏・大会会長(毎日新聞社社長)のあいさつ 甲子園に2年ぶりの春がやってきました。選手のみなさん、大会を応援してくれている全てのみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、甲子園という最高の舞台で、苦難を乗り越えて一回り大きくなった姿を存分に見せてください。