「甲子園が戻ってきました」 仙台育英主将が選手宣誓

近藤咲子
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 第93回選抜高校野球大会が19日、阪神甲子園球場兵庫県西宮市)で始まった。午前9時から行われた開会式では、出場32校を代表して仙台育英(宮城)の島貫丞(じょう)主将(3年)が選手宣誓した。全文は以下の通り。

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 宣誓。

 今日ここに、高校球児のあこがれの舞台である甲子園が戻ってきました。

 この1年、日本や世界中に多くの困難があり、それぞれが大切な多くのものを失いました。

 答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくてつらいことでした。

 しかし、同時に多くのことを学びました。当たり前だと思う日常は、誰かの努力や協力で成り立っているということです。

 感謝。ありがとうございます。これは出場校全ての選手、全国の高校球児の思いです。

 感動。喜びを分かち合える仲間と共に、甲子園で野球ができることに感動しています。

 希望。失った過去を未来に求めて、希望を語り、実現する世の中に。

 そして、この3月で、東日本大震災から10年となりました。

 日本、世界中に多くの協力や支援を頂き、仲間に支えられながら困難を乗り越え、10年前、あの日見た光景から想像できないほどの、希望の未来に復興が進んでいます。

 これからの10年。私たちが新しい日本の力になれるように、歩み続けます。

 春はセンバツから。穏やかで鮮やかな春、そして1年となりますように。

 2年分の甲子園。一投一打に多くの思いを込めて、プレーすることを誓います。

 令和3年3月19日。仙台育英学園高等学校硬式野球部主将、島貫丞(近藤咲子)