「『記憶がない』と言え」発言、武田総務相、一部認める

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 放送関連会社「東北新社」の外資規制違反をめぐる質疑で、答弁席に向かう総務省幹部に「『記憶がない』と言え」との発言があった問題で、武田良太総務相は発言の一部を認め、「無意識で口に出た」と答弁した。

 立憲の蓮舫参院議員の「3月16日の衆院予算委員会で、東北新社との面談を問われた(総務省の)電波部長へ『記憶がないと言え』と言ったのか」との質疑に対する答弁。

 武田氏は「予算委員会の収録を確認したが、確かに記憶がないっていうところまでは聞き取れて、聞こえたように感じた。その予算委員会において(立憲民主党の)逢坂委員と(総務省電波部長の)鈴木部長との間で、何度も『記憶がない』と(のやりとりが)私の前であり、なぜか私は無意識っていうか、口に出た」と述べた。一方で「答弁を指図するようなつもりもないし、意味もない」と釈明した。

 問題になったのは16日の衆院予算委の質疑。東北新社側から外資規制違反の報告をしたと名指しされた鈴木部長が、武田氏の前を通って答弁席に行く際、「『記憶がない』と言え」との声があがった。その後、鈴木氏は「私自身はそのような報告を受けた事実に関する記憶はございません」と答えた。