サッカーU24代表に17歳 高校生初の五輪出場なるか

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 東京五輪世代となるサッカーの24歳以下(U24)日本代表に、17歳のDF中野伸哉(サガン鳥栖)が選ばれた。アルゼンチン代表との国際親善試合(26、29日)のメンバーとして日本サッカー協会が19日、発表した。東京五輪本大会のメンバー18人に選ばれれば、五輪のサッカー日本代表で初の高校生となる。

 中野は昨年、高校生JリーガーとしてJ1でデビュー。今季も鳥栖U18の所属ながら、トップチームで定位置の左サイドバックを確保。2月下旬のリーグ開幕から5試合連続で先発出場している。「17歳だからと、ナメられたら終わりだと思う。まあそこでしっかり負けないようにと思っている」と頼もしい。日本が16強だった2019年のU17ワールドカップに出場。国際経験も積んでいる。

 鳥栖は今季4勝1分けと好調。自陣からパスをつないで攻める戦い方で、左DFとして得意の左足を生かしている。横内昭展監督は「アシストなど、活躍が非常に目立つ。ここに入ってこれるメンバーの一人だと思って選出した」と評価する。森保監督のめざすスタイルとも近く、DFを3人にする布陣でも、4人の場合でも、対応できる。

 サッカー男子の日本代表はこれまで五輪に10回出場。過去に大学生が代表に選ばれたことはあったが、高校生はいない。最年少は19歳で、1996年アトランタ五輪の中田英寿や、2008年北京五輪に出場した香川真司ら。

 今回選ばれたU24日本代表は、26日に東京・味の素スタジアムで、29日には福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で、いずれもU24アルゼンチン代表と対戦する。東京五輪世代の代表にとっては昨年1月以来の実戦。アルゼンチン東京五輪の出場権をすでに獲得している。