トランプ氏の盟友が正念場 与野党接戦イスラエル総選挙

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エルサレム=高野遼
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 中東のイスラエルで23日、総選挙(定数120)が投開票される。政権が安定せず、この2年間で4度目となる異例の総選挙だ。2009年から長期政権を続けるネタニヤフ首相の続投の是非が最大の焦点となっている。

 収賄罪などで起訴されて公判中のネタニヤフ氏にとっては、政治生命をかけた戦いが続く。世界一のペースで接種が進む新型コロナウイルスのワクチン政策を実績として、続投を目指す考えだ。

 この2年間、イスラエルではネタニヤフ氏への賛否をめぐって国政が二分し、選挙を繰り返しても明確な決着がつかない状態が続いてきた。その構図は今回も変わらない。

 地元メディアの世論調査によると、与野党は今回も競り合っている。ネタニヤフ氏が率いる右派「リクード」が30議席近くを確保し、第1党の座を維持する見込み。ただ、与党を支持する宗教系政党などと合わせても過半数には届かないとみられる。

 一方、野党側も「反ネタニヤフ」で一致して過半数の勢力を築けるかは微妙な情勢。政権の行方は、選挙後の連立交渉に委ねられる可能性も高そうだ。

 再選に向け、ネタニヤフ氏は…

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