聖火リレー名所も巡る 大分県、予定通り公道で

中島健
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 東京五輪パラリンピックの大会組織委員会は19日、大分県内での聖火リレーを予定通り公道で行う方針を明らかにした。九州で最初のリレーとなり、4月23日に別府市から県北西部の9市町村をめぐり、日田市の中央公園で到着式。24日は玖珠町から9市町を回り、大分市のお部屋ラボ祝祭の広場で到着式を行う計画だ。

 公表されたルートは、23日に別府市、日出町、杵築市、姫島村、豊後高田市宇佐市中津市国東市日田市の順でリレー。24日は玖珠町から九重町竹田市佐伯市、津久見市、臼杵市豊後大野市由布市を巡って大分市に至る。

 2019年6月の発表時から中津市由布市大分市でルートの一部が変更された。いずれも幹線道路の渋滞を回避するためだ。

 県によると、巡回順も初日は杵築市の次に国東市、2日目は九重町の次に由布市を通る予定だったが、決められた時間内に終えることが難しいため変更された。姫島村などでは、聖火の移動中などに、聖火から分けた別の火をリレーする「親子」方式を採用する。

 豊後高田市の「昭和の町」や九重町の九重“夢”大吊橋(つりばし)、豊後大野市の原尻の滝など名所を通るルートは維持された。一方、大会組織委は新型コロナウイルス対策で沿道の密集を避けるため、ネット中継の「観覧」を勧めている。県芸術文化スポーツ振興課の担当者は「県外からの沿道での観覧は難しくても、世界に発信する機会なので生かしたい」と話している。(中島健)