卒業式、やっぱりキャンパスで SNSを使った工夫も

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花房吾早子
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 新型コロナウイルスの感染拡大と卒業シーズンが重なった昨年3月、多くの大学が卒業式を取りやめた。コロナ禍は続くが、今年は大半の大学ができる限り対面で祝うことに決めた。会いづらい日々を乗り越え、卒業後もつながろうという取り組みもある。(花房吾早子)

 立命館大(京都市中京区)は昨春、式典を中止した。今年は一転、20~22日に大阪と京都、滋賀にある計4キャンパスの5会場で12回に分けて対面で式典を開く。8千人を超える卒業生を学部・研究科ごとに分散させて、昨年は郵送した学位記を今年は一人ひとりに手渡しする。

 家族や在学生は出席できないため、サークルや部活動の後輩らが卒業生を囲んで花束贈呈と記念撮影をする恒例の光景は見られない。そこで大学は、卒業生に生花を1輪ずつ贈呈する。花をモチーフにした記念撮影用パネルも置く。企画した総務部の担当者は「卒業式は心からお祝いの気持ちを届ける日。想像もしなかった1年を経た学生に、記憶に残る特別な日を贈りたい」としている。

 近畿大(大阪府東大阪市)は20日、学位記を学部ごとに対面で授与する。一方、以前は6千人以上が出席した東大阪キャンパスの式典は、昨年同様オンラインでライブ配信する。昨年と違うのは、著名人ゲストが復活することだ。かつては実業家の堀江貴文さんやお笑い芸人で作家の又吉直樹さんらが登壇し、メッセージを贈っていた。昨年は事前収録も検討したが、ゲストや撮影スタッフの感染リスクを考慮して中止した。

 ゲストは当日まで秘密。近大…

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