白鵬の進退で注目「一代年寄」 「白鵬部屋」の可能性は

有料会員記事

竹園隆浩
[PR]

 大相撲の横綱白鵬が持病の右ひざの負傷と手術のために、春場所を途中休場した。本人は2場所後の7月の名古屋場所に進退をかける意向を表明。すでに「注意」を受けている横綱審議委員会からは、場所後の会合でさらに厳しい意見が出るだろう。土俵人生は、確実に終演へ向かっている。

 横綱の進退は、横審が「引退勧告」を出したとしても、最後は本人と師匠(元幕内竹葉山)が決めること。だが、白鵬に関しては日本相撲協会も決断を迫られる。力士名がそのまま年寄名跡となる「一代年寄」についてだ。

 現役時代の功績が著しかった力士に対し、相撲協会が本人1人、一代に限って年寄としての名跡を認める制度だ。明文化された条件はないが、優勝20度以上が基準と言われている。

 過去の対象者は大鵬(優勝32度)、北の湖(24度)、千代の富士(31度)、貴乃花(22度)の4横綱。千代の富士は年寄九重襲名を選び、辞退した。

 実績なら歴代1位の優勝44度を誇る白鵬にはケチのつけようがない。角界が大揺れになった八百長問題の発生時に1人横綱として土俵を支えたことや、東日本大震災の復興活動に熱心だった姿への評価も高い。

 それなのに、白鵬に一代年寄を認めるべきだという声は協会内からあまり聞こえてこない。なぜか。

 勝負判定に異議を唱える姿や…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら