田中将、同期生・坂本との再会に「いろいろ感じた」

室田賢
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 (20日、オープン戦 楽天6―3巨人)

 東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大が万全の仕上がりを見せた。開幕前最後の相手は、昨季セ・リーグ覇者の巨人。「何とかまとめられてよかった」と日本復帰後で自己最長の7回を投げて被安打3、1失点に抑えた。

 ピンチは四回だけ。一発を浴び、なお2死二、三塁で、西武時代に何度も対戦した中島宏之を迎えた。スライダーで2ストライクに追い込み、最後は外角へ150キロ。ギアを入れ、ねじ伏せるようにバットに空を切らせた。

 この日は小学校でチームメートだった同期生の坂本勇人とも対戦した。日本一を決めた2013年11月3日の日本シリーズ以来、2694日ぶりだ。

 2打席で四球、中飛に終わった坂本は「マウンドでの立ち姿、マウンドさばきを見ていると純粋にかっこいいという気持ちで引き込まれていった。公式戦で対戦できることを楽しみにして次は打てるようにしたい」。田中将も「投げながらいろいろ感じる部分はあった」とし、公式戦を見据えて「いい勝負ができるといい」と話した。「準備段階としてはやることはやれた」

 チームに合流してから約1カ月半、慣れ親しんだ感覚はもう取り戻した。公式戦初先発は27日の本拠地に用意されている。日本中が待ち焦がれたマウンドへ、準備は整った。(室田賢)