識者「プレート内部なら東日本大震災影響」 今後も注意

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 宮城県沖を震源とする20日の地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「約60キロという震源の深さから考えて、太平洋プレートの沈み込みによるものだが、プレート境界であるか、プレート内部であるかはまだ分からない。短周期の揺れが強かったのが特徴で、大きな津波にはならなかったが、震源が深いため広い範囲に揺れが出た」と話した。

 2月13日の福島県沖の地震は震源がプレート内部だった。古村教授によれば、今回の震源もプレート内部なら、東日本大震災の影響がまだ大きく残っていると考えられ、今後も同様の地震が続く恐れがあるという。もともと地震が多い場所でもあり、注意が必要だという。

 名古屋大地震火山研究センターの山岡耕春教授(地震学)は、深さや断層のずれ方から、太平洋プレートが沈み込むプレート境界で起きた地震の可能性があるとみる。「先月の福島県沖の地震よりも震源が陸に近かったため津波注意報が出された。ただ、今のところ潮位はそれほど変動していない」と話した。

【動画】地震発生直後の仙台総局=村田悟撮影