秋田ふるさと村がリニューアルオープン

山谷勉
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 秋田県横手市の観光総合施設「秋田ふるさと村」が改修を終え、20日にリニューアルオープンした。トリックアート(だまし絵)などが楽しめる空間にデジタル技術を導入し、プラネタリウムも世界最高水準の高精細の機能を備えた。

 若い世代に人気のトリックアートがある「ワンダーキャッスル」には39作品を入れ替え。うち五つが仮想の視覚情報を加えるAR(拡張現実)作品で、動画撮影できる。映像と鏡によって無限に広がる秋田の風物詩が展開する「INFINITY MIRROR」や、3・4階の吹き抜けの壁と床に映像が投影されるプロジェクションマッピング「WONDERFUL MAPPING AR」は東北初登場で、入場者が参加できる。

 プラネタリウム「星空探険館スペーシア」ではシステムを更新し、4Kレーザープロジェクターを設置。ゆったり楽しめるよう全席を幅広の抗菌仕様の座席に取り換えた。新番組「ヒーリングアース」では世界の絶景や星空を楽しめる。

 正面入り口付近には国際教養大が保有する資料を活用し、「AKITA民俗芸能アーカイブス」を設置した。大型パネルで行事を紹介するほか、端末で県内の民俗芸能が検索できる。

 ふるさと村は県の施設で、改修は新型コロナウイルス対策や終息後を見据えたもので事業費は3億円。粟津尚悦社長(64)は「秋田を題材にしたコンテンツもそろえた。県内外に新たな魅力を発信していきたい」と話した。(山谷勉)