明豊主将「1巡目からたたみかける」 逆転劇に課題意識

坂名信行
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 第93回選抜高校野球大会は21日、雨天順延となった。第3試合に登場する予定だった明豊(大分)は甲子園の室内練習場で打撃と体力トレーニングなどでしっかり汗をかいた。昨秋の公式戦で登板した4投手全員が、ブルペンに入り体の状態を確認した。

 幸修也主将は「気持ちとしてはやる気でいたが、初戦に向けてやることは変わらない。しっかりと練習できた」と冷静だ。

 この冬、チーム内で激しいレギュラー争いをしてきたという自負がある。「甲子園に出場するメンバーがようやく決まり、あとはそのプレッシャーのなかでどうプレーできるか」と試合を心待ちにしている。

 昨秋は、たびたび終盤に逆転劇を見せ、九州大会で4強入りした。だが、それは、打線のエンジンの掛かり具合が遅いことにほかならない。幸も「逆転勝ちしたが、それは前半から点が取れていないということ」と納得しておらず、「初戦は、1巡目から攻撃をたたみかけられるようにしたい」と目標を立てた。

 川崎絢平監督も、一冬越し、成長を遂げたチームに手応えを感じている。

 「自分のなかで明日のオーダーは決まっている。一番のベストオーダーを組んだ。冬を経て新しいチームになった。投手起用も昨秋とは変わる」

 チームの新しい姿を甲子園で見せる。(坂名信行)