千葉県知事選、熊谷氏が初当選 自民推薦の元県議ら破る

今泉奏
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 千葉県知事選は21日、投開票され、前千葉市長の熊谷俊人氏(43)が、前自民党県議の関政幸氏(41)=自民推薦=ら7人を破り、初当選を確実にした。熊谷氏の辞職に伴う千葉市長選は、元副市長の神谷俊一氏(47)が新顔2人を破って初当選を確実にした。いずれも12年ぶりに新しいトップが誕生した。

 知事選は3期目の森田健作知事が今期限りで退き、新顔8人が立候補した。

 熊谷氏は「県民党」を掲げ、立憲民主党日本維新の会の県組織などの支援を受けた。自公の国会議員の一部も支援した。千葉市長としての3期12年の経験を強調。災害対策や新型コロナウイルス対策の強化などを訴えた。

 関氏は、鈴木大地・前スポーツ庁長官の擁立を断念した自民県連が白羽の矢を立てた。知名度不足を補おうとしたが、コロナ禍で集会などが制限されたうえ、党内の不祥事で逆風にさらされた。公明が自主投票で、連携もできなかった。

 千葉市長選で当選を決めた神谷氏は、元総務省職員で、熊谷前市長のもとで副市長を務め、市政の継承を訴えていた。

 投票率は知事選が38・99%(前回31・18%)、市長選が45・03%(前回29・07%)だった。(今泉奏)