仙台の飲食店に時短要請 宮城県が協力金72万円支給へ

新型コロナウイルス

申知仁
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 【宮城】新型コロナの感染拡大を抑えようと、県は21日、仙台市全域の接待を伴う飲食店と酒類を提供する飲食店に、営業時間の短縮を要請すると発表した。25日夜から4月12日朝にかけて、午後9時から翌午前5時の営業の自粛を求める。対象は約1万店で、18日間すべてに協力すれば1店あたり72万円の協力金を支給する。

 村井嘉浩知事と郡和子仙台市長らが共同で会見し、発表した。県内の1日あたりの感染者数は、2月中は10人前後を推移していたが、3月に入って急増。17日には100人を超えた。県は18日に独自の緊急事態宣言を出し、4月11日まで県内全域で不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。

 しかし、20日には過去最多の125人となり、人口10万人あたりの療養者数や感染経路の不明率も悪化しているため、「より踏み込んだ対策が必要」(村井知事)として、時短要請に踏み切った。協力金の財源は国に支援を求める。認められなかった場合は県の一般財源を充てるという。

 村井知事は「県内はまさに緊急事態の状況だ。重い判断ではあるが、感染に歯止めをかけるためにはやむを得ない」と説明した。

 郡市長は会見で、市独自で協力金を上乗せすることや、要請対象の店と取引がある業者への支援も拡充する考えを示した。

 県は2月8日朝までの時短要請では、仙台市全域で午後10時以降の夜間営業をしないように求めていた。今回は「これまでで一番厳しい状況」(村井知事)として午後9時からにした。(申知仁)

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