知人間のマインドコントロール、オウムと酷似 男児餓死

有料会員記事

板倉大地、川辺真改
[PR]

 福岡県篠栗(ささぐり)町で碇(いかり)翔士郎(しょうじろう)ちゃん(5)が餓死した事件で、福岡県警は、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した母親の碇利恵容疑者(39)が知人の赤堀恵美子容疑者(48)にマインドコントロールされ、子どもたちの食事を切り詰めたことが、翔士郎ちゃんの死につながったとみている。

 他人に服従し、我が子への食事すら制限してしまうマインドコントロールとは一体どんなものなのか。

 「恐怖心をあおりながら周囲との関係を遮り、時間をかけて一方的に情報を流し続けることで、相手の心理を操作すること」。臨床心理士の保坂三雄さん(74)は、マインドコントロールをそう定義する。山梨県中央児童相談所の課長だった1995年、オウム真理教信者の子ども53人を受け入れた経験を持つ。

 子どもたちはオウムの施設に…

この記事は有料会員記事です。残り1358文字有料会員になると続きをお読みいただけます。