北の大地に映えるサイロ ライトアップで幻想的に

大野正美
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 北海道根室市の明治公園で、新1万円札の顔になる実業家・渋沢栄一ゆかりのサイロのライトアップが始まった。根室商工会議所青年部が手がけ、27日まで毎夕続けられる。

 明治公園は、明治初期創設の旧国立開拓使根室牧畜場の跡地。3本あるサイロは1930年代、渋沢栄一が創立した合資会社が牧場を経営していたころに建てられた。昨年には、もっとも写真映えする近代の産業遺産にも選ばれている。

 ライトアップ初日の21日は、強風下に雪や雨が続くあいにくの天気となった。それでも「コロナ禍の後、多くの人にサイロを見に来てほしい」との商議所青年部の願いを込め、青いイルミネーションのゲートなどもしつらえた公園には、点灯とともに赤レンガ積みのサイロが夜空に美しく浮かんだ。(大野正美)