コウノトリの「ひかる」頑張ってます 卵を守る父、奮闘

根岸敦生
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 渡良瀬遊水地に生息するコウノトリの「ひかる」(雄4歳)と「レイ」(雌1歳)のカップルに「産卵」が確認されて約1カ月。ひかるが必死に卵を守っている。

 この時期の渡良瀬遊水地は北西からの赤城おろしが吹き抜けたり、南風が吹いたり。栃木県小山市の人工巣塔はヨシ原の中に立っているため吹きさらしだ。

 2羽で交代で抱卵しているが、地元の「渡良瀬遊水地コウノトリ見守り隊」の平田政吉代表は「温めているのは圧倒的にひかる」。昨年10月に死んだ「歌」とは65対35くらいの割合だったが、今回は「75対25、多い時は80を超える。レイがいなくなっちゃうんだから」と笑う。

 「本当にひかるはよくやってますよ。パートナーのレイを気遣っているのか、レイが幼くて気ままなのか……」と気をもむ。孵化(ふか)は今月末の見通し。人工巣塔の上で頑張るイクメンの姿が見られそうだ。根岸敦生